切除法の症例
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision 3回目
3回目の刺青除去手術の手術前・手術後です。刺青の形から、今回はもっとたくさん傷の方向を変えて、関節拘縮と傷の幅が拡がるのを予防しました。Wプラスティーという、形成外科的手技です。そして、一部にはY-Vアドバンスメントという手技も使用しています。術後、もっと時間が経って、傷の色がなくなる頃には、一段と目立たなくなるでしょう。
このように傷の方向を変えて除去していくことで、傷を開く方向の力がいろいろな方向に分散され、傷の幅が広がるのが予防できます。また、そのことは、肥厚性瘢痕の予防にもつながります。肥厚性瘢痕とは、一見、ケロイドのような外見で、かゆみや、時として痛みを伴うことがあることもケロイドと同様です。さらに肥厚性瘢痕を予防したいと考えるのであれば、内服薬や軟膏・サポーターなどで予防する手段もあります。
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision 2回目
そして、こちらが2回目の手術前と後の写真です。切開線が微妙に 、直線ではなくなってきているのが分かりますか?実は、このように切開線を曲げてやることが、肩関節の拘縮や、傷の幅の拡大を防ぎ、一度に多くの面積を除去できるための、コツの一つなのです。
また、人体は全くの平面ではなく、局面でできているため、まっすぐの傷は、腕や足の長軸に平行なものでない限り、ドッグイヤーという、傷の端の円錐状の、大きな盛り上がりを残してしまいます。これを防ぐためにも、広い範囲の切除を行う際には、切開線を曲げてやることが重要です。
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision 1回目
刺青除去です。他院で既にレーザー治療を数回行っています。色が入っていて、しかも緑色主体ですので、「ほとんど薄くならなかった」とのことでした。今回、切除治療に踏み切りました。切除治療は、傷が残るものの、完全に刺青を除去して消すことができることが、最大の利点です。まずは、切除治療1回目の術前と術後です。
刺青の形から、切除方向は写真のようになりましたが、この方向での切除は、術後、肩の関節拘縮(腕の運動が制限される)の原因になります。そこで、次回の手術からは、切除に対して工夫を加えた除去を展開していきます。
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision モニター症例 上腕内側 2回目
当初の予定では、3回で切除完了するつもりでしたが、「2回で何とかならないか?」とのことでしたので、とにかく、2回目の刺青除去(切除)を行いました。
左から、刺青除去・切除法術前、術後1週間、術後1か月 です。
変則的な切開線で、フラップと言う技術を使用しつつ、何とか2回の刺青除去(切除法)で完了しました。
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision モニター症例 上腕内側 1回目
20代男性のモニターさんです。
上腕の内側の、緑色の刺青です。緑色はレーザーの反応が悪く、非常に長期間の治療が必要です。
「傷のことは覚悟しているから、早く除去したい」との要望で、切除法での治療に踏み切りました。
と、いうことで、まずは1回目。
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision モニター症例 背中 2回目
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision モニター症例 背中 1回目
背中の刺青除去のモニターさんです。
背中の中でも、首に近いところですので、2回に分割切除しました。
刺青除去(切除法)術前の状態。
いろいろな方向によく動く場所なので、1回の切除量は控えめに設定します。
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision モニター症例 肘
刺青除去(入れ墨除去) 切除法の20代前半のモニターさんです。
レーザーでも刺青除去(入れ墨除去)可能な刺青(入れ墨)なのですが、子供が保育園に入る前にといった、結果を急ぐ理由がありました。
2回に分割切除予定です。まずは1回目。
刺青除去(入れ墨除去) 切除法 Tattoo excision モニター症例
脛の刺青除去(入れ墨除去)です。
20代後半の男性のモニターさんです。
2回に分割して切除予定です。
こちらは、その1回目が終了した状態です。
肘から先と、膝から下の刺青(入れ墨)、特に足首や手首の刺青(入れ墨)の切除は、一般的に困難です。それは、よく動くところであることと、皮膚の余裕が他の場所と比較して少ないところであるためです。

